2013年1月6日日曜日
eViacamが日本語をサポート
eViacamは、ウェブカメラを使ってマウスポインターを操作できるツールです。マウスなどのポインティングデバイスは使用する必要がありません。カメラでユーザーの顔を自動検出して、上下左右に顔を振るだけで、ポインターの移動、クリック(左・中・右)、ダブルクリック、ドラッグ操作ができます。スクリーンキーボードと併用すれば、手を全く使わずにPC操作ができます。
もしご興味があれば、ぜひ試してみてください。フィードバックも大歓迎です。Windows用の日本語サポート版インストーラーもあります。日本語翻訳チームも存在するので、お気軽にご参加ください。
eViacam:
http://eviacam.sourceforge.net/
Windows用インストーラー:
http://www.crea-si.com/download/eViacam-1.6.1-test-jp.exe
ソース:
http://sourceforge.net/p/eviacam/eviacam/ci/master/tree/
eViacam日本語翻訳チーム:
https://www.transifex.com/projects/p/eviacam/language/ja/
2012年12月30日日曜日
eViacamを翻訳しました
私がeViacamを知ったのは、2010年11月に、gnome-accessibility-listで流れた1.4リリースアナウンスでした。日本語翻訳されていなかったので、いつか翻訳しようと思いながら数年が経ってしまいました。ようやく今日一次翻訳が上がりました。
というわけで、レビューしてくださる方を大募集中です! とりあえずgithubにパッケージを置いています。翻訳ファイル(po)だけテキストで取得することもできます。インストール方法については公式サイトの情報をご覧ください。開発元へのマージ依頼はこれから進めていきます。
コメントはブログでもtwitterでもメールでも何でも結構です。
# それにしても、intltoolを使ってないものはおなじgettextによるi18nでも正直戸惑いました。
2012年12月26日水曜日
米ホワイトハウス、教育機関での自由ソフトウェアを促進すよう請願が提出される
We the Peopleを通じた請願については、一定期間内に一定数の署名が得られれば、ホワイトハウスは請願に対する回答を行う義務が生じます。これまで同性婚支持の正式表明やSOPA/PIPAに対する回答など社会的に大きな影響を持つ対応が行われてきました。今回の請願については、2013/01/16までに25,000の署名が受理規定数となり、それを満たせばホワイトハウスから何らかの応答が得られることになります。
ただ、今回の請願の内容自体は単なる要望に近いとも言え、自由ソフトウェアを教育現場で普及させる利点などについてはっきりとした説明があるわけではないように感じられました。今後どう展開していくのかわかりませんが、オバマ大統領の対応については期待を持ちつつ見て行きたいと思います。
ちなみに、We the People自体が、ホワイトハウスがGPLv2+で提供している自由ソフトウェアです。ソースはgithubから取得できます。これは他の政府や機関においても、主権者のオープンな政治参加を促すためにWe the Peopleを自由に利用することを考慮しているためです。もちろん他の政府とは日本も想定されています。
2012年11月24日土曜日
自由/オープンソースソフトウェア 女性向けインターンシップ
今回はGNOME企画で、他にもいろんなプロジェクトを巻き込み、プログラムを行うことになりました。そこで、挑戦してみたい人も多いだろうと、お知らせの案内を翻訳してみました (原文)。もし興味のありそうな知人や、学校、コミュニティなどをご存知であれば、ぜひ教えてあげてください。案内文もご自由に転送してくださってかまいません。
== 以下、案内文 ==
自由/オープンソースソフトウェア (FOSS) とは、そのソフトウェアの使用、複製、学習、変更、および改良を行う自由をユーザーに与えるものです。FOSSの貢献者は、ソフトウェアの開発にはこれがベストな方法であると考えています。FOSSは、社会の役に立ったり、プロジェクトに関わる楽しい協調的なコミュニティも生まれたり、また多くの人に影響を与える革新的な改良を誰でも行えるからです。
より多くの女性にFOSSに参加してもらおうと、いくつかの組織が女性向けアウトリーチプログラム (Outreach Program for Women) のインターンシップを、2013年の1月2日から4月2日にかけて行います。応募の締め切りは2012年12月3日です。応募にあたっては締め切り日までに、参加・貢献したい各プロジェクトにお申し込みください。参加組織は次のとおりです。
* Deltacloud - クラウドごとの違いを吸収する抽象化レイヤー
* Fedora - GNU/Linuxベースのオペレーティングシステム
* GNOME - GNU/Linuxベースのデスクトップ環境とアプリケーション
* JBoss - Javaベースのアプリケーションサーバーと関連プロジェクト
* Mozilla - オープンWebの目標を推進するソフトウェア
* Open Technology Institute - ユニバーサルアクセスを目指す大衆的なネットワークインフラストラクチャ
* OpenITP - 迂回技術開発者のサポート
* OpenStack - クラウドデプロイ・管理ソフトウェア
* Subversion - フル機能搭載のバージョン管理システム
* Tor - 匿名化プロキシネットワーク
* Wikimedia - Wikpediaおよび関連プロジェクト向けwikiソフトウェアとインフラストラクチャ
参加者が、担当メンターからガイダンスを受けたり、プロジェクトチームや該当のFOSSコミュニティの他の人たちと協働する際は、自宅からリモートで行います。プロジェクトでの活動には、ソフトウェア開発、システム管理、ウェブ開発、ユーザーエクスペリエンスデザイン、グラフィックデザイン、ドキュメンテーション、マーケティングなどが含まれます。プログラムの奨励金は5,000米ドルです。インターンシップにフルタイムで参加でき、いままでOutreach Program for WomenあるいはGoogle Summer of Codeに参加したことがない女性であれば、誰でも自由に応募できます。特に、インターンシップ期間が夏休みにあたる南半球の大学の女子学生は、ぜひご応募ください。
詳細や応募方法については、 https://live.gnome.org/OutreachProgramForWomen をご覧ください。このプログラムはGNOME Foundationによって企画されています。もしよろしければ、このメッセージを関心のある大学やコミュニティブループに転送して、この企画を多くの人に知ってもらうのにご協力ください。
FOSSの活動に参加する機会はいつでもあります。FOSSに貢献してみたいという気持ちがあれば、このインターンシップに限らず、いつでもご参加ください。
== 以上、案内文 ==
2012年9月10日月曜日
We the Peopleオープンソース化のアナウンスを翻訳しました
で、それに関するホワイトハウスブログの記事が非常に印象的だったので、翻訳してみました。もちろん私が個人的に訳した非公式のものです。原文のURLは、 http://www.whitehouse.gov/blog/2012/08/23/open-sourcing-we-the-people です。なお、ホワイトハウスの記事は、そのCopyright Policyに基づいてCC BY 3.0で公開されています。
以下、翻訳文です。
We the Coders: ホワイトハウスのオンライン請願システム、We the Peopleをオープンソースに
We the Peopleのソースコードの公開をお知らせできて感激しています。オンライン請願システムのWe the People は、国民がホワイトハウスに声を届ける方法としてこの1年を通じてよく利用されました。
We the Peopleの稼働以来、数千もの請願が、全国から数百万の署名を集めました。請願を受け、ホワイトハウスは、オープンなインターネットとSOPA/PIPA、パピーミル、学生ローンによる負債の減免について回答を行い、破綻した移民制度の是正に向けた取り組みを進め、大統領の結婚防衛法にたいする反対の立場を再確認しました。また、他にも多くの対応があります。
オバマ大統領は、昨年のオープンガバメントパートナーシップでWe the Peopleについて語った際に、「(We the Peopleの)テクノロジーを共有し、世界中のあらゆる政府の利用に供することで、各政府が自国民にも同様の機会を提供できるようにする」ことを約束しました。そして現在、他の国々をはじめ、最小規模の組織や市井のハッカーにいたるまで、誰でもソースコードを取得し、利用できるようになったのです。
We the Peopleのオープンソース化にあたり、もっとも期待していることのひとつは、広く一般からフィードバックや、アイデア、コードの貢献をいただけることです。このシステムを改良するためにできることはたくさんあり、国中の、そして世界中のデザイナーやエンジニアがもっと簡単に協力できるようにすることで利益を得られます。README docのロードマップから、いくつかお気に入りのものをご紹介しましょう。
*API 開発*
現在のプラットフォームでは、ユーザーは、We the Peopleのサイトを通じて請願の作成または署名を行うために、直接ウェブサイトに訪れる必要があります。ユーザーが、サードパーティのウェブサイトを通じて請願の署名ができるように、APIを開発したいと考えています。ただし、回答を受信できる有効なメールアドレスを確かめる一定の検証が必要になります。
APIを開発すれば、このツールの魅力は非常に大きなものになります。他の組織が、We the Peopleの受理規定数に達する有効署名の登録を行うとともに、請願のユーザーエクスペリエンスおよびフローをそれ自身の環境内で制御できるようになります。
*ソーシャルメディア統合の改良
現在のプラットフォームでは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを利用した、請願、回答、およびサイトの他のコンテンツを共有する最低限の機能はあります。将来的に、ソーシャルネットワークの文脈で請願に署名できるようにする (たとえば、Facebookの「いいね」など) ことで、より簡単に請願の署名ができるようにしたいと考えています。
*モバイルインターフェース*
We the Peopleは、モバイルブラウザーであろうと単独のアプリケーションであろうと、ウェブのモバイルトラフィックのますます大きな部分を占めるモバイルデバイスからアクセスしやすいことが重要です。
とはいえ、アプリケーションのソースコードを公開して、誰でもソースのダウンロードや改変ができ、自分のプロジェクトに利用できるようになったという事実からは、もっと大きな可能性が生まれます。誰かがソースを取得するのが非常に楽しみです。
皆さんが、Drupalの開発者であったり、We the Peopleの利用や開発への貢献に興味があれば、ソースコードをチェックアウトして、ご連絡ください。皆さんがソースコードをそれぞれのプロジェクトでどう利用しているについてもぜひ知りたいので、Twitterの@WHWebまでご一報ください。あるいは、直接私の@macon44宛にどうぞ。
また、今回の大規模なソースコードリリースは、私たちにとって初めてとなるもので (すでにリリース済みのものは多少あります)、広くオープンソースコミュニティに参加してもらうにはどうすれば良いか、ご意見をぜひお寄せください。私たちの取り組み全般に関するご提案も大歓迎です。
Legal Information
This work is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 License
Author: The United States Government
Translator: Jiro Matsuzawa
2012年9月9日日曜日
New Committer of GNOME Japanese team
I appreciate his contribution to the GNOME Project. He is also the leader of documentation team of VineLinux, which is a Linux distribution from Japan.
I'm very excited to hear the news. I was only one in charge of committing. I couldn't handle all the work, especially review work before committing. I'm so sorry about that. But now, we have a new committer. He should activate the team more!
2012年9月8日土曜日
Ubuntu Magazine Japan vol.09 出ました!
今回は、私はまったく関わっていませんが、前回参加させていただいたご縁もあって見本誌をいただきました。本当にありがとうございます。
まだまだ読み切れていないくらい内容が盛りだくさんで、いつもながらお買い得です。
私はいつも、中面のグラビアを堪能しつつ「うぶんちゅ」へという流れで読み始めるんですが、いやぁ「うぶんちゅ」は本当におもしろいですね。内容は読んでのお楽しみということで。
個人的にすごい楽しみだったのが、翻訳特集です。今回のテーマは、Launchpadを使ったUbuntuの翻訳という、まさにズバリです。そしてなんと執筆者が、かずはまさん、黒瀬さんコンビという、もう贅沢すぎだろ、と。内容は、まったく初めての人でも始められるように、非常に細やかなガイド形式になっています。Ubuntuリリーススケジュール上での位置付けや、翻訳ノウハウについてもしっかり説明されているので、すでに翻訳やっているという人も大きな知見が得られます。ボリュームも大きくかなりの力作ですね。
特集の「かゆいところに手が届く!厳選フリーソフト88」は、非常に参考になりました。「もっと早く教えて欲しかった...!」の連続です。うぶまが執筆陣のオススメソフトが満載なので参考にならないわけがないですね。
今回は、プログラミングネタもあっていいですね。おがさわらさんによるScratchの記事があります。「プログラミングは楽しい!!」というのがテーマになっていて、印象的でした。
ちなみに、これはシス管会長も同じことを言ってるんですよね。
「便利とか必要とか そゆんじゃなかった。楽しいよCUI! それを知ってほしかったの」
http://www.aerialline.com/blog/wp-content/comics/ubunchu02/
まさにそういうことですね。
で、CUIというと、コマンドライン再入門ですね。今回はシェルスクリプトがテーマになっていて、プログラミングネタが盛りだくさんですね。私はシェルスクリプトが好きで、この特集はいつも楽しみなんですが、今回も勉強になりました。
まだまだ他にも記事がたくさんあるので、楽しみです!!